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シートとフレーム

トップ選手たちの車いすは身体に合わせたオーダーメイドで、フレームやシートの幅、高さなどをミリ単位で調整しています。フレームは軽くて丈夫なチタンやアルミです。

バンパー

前方足下のバンパーは接触時に選手の身体を守ると同時に、車いす同士が引っかかる事故を防ぎ、競技の安全性を高めています。

タイヤとホイール

ホイールが傾いていることで、すばやいターンができることに加え、他の車いすとの間にスペースができ、手を挟まれるなどの事故も防止できます。

障がいの度合い別クラス分けシステム

1チームの持ち点は14点以内

チーム構成は、一般のバスケットボールと同じで、1チームは最大12名、コート上には5名が出場します。コート上の5名の持ち点の合計点が常に14点以内となるようにチームを編成しなければいけないルールがあります。

障がいが重い選手にも出場機会が生まれるシステム

障がいの程度によって、各選手に持ち点が設定されます。持ち点は1.0点から0.5点きざみで4.5点まであります。障がいが軽いほど点数が高く、重いほど点数が低くなります。コート上の5名の合計点を14点以内で編成することで、障がいの軽い選手だけでなく重い選手にも出場機会が生まれます。

クラス4.5

軽度の脊髄損傷や片膝下切断などの選手で、体幹バランスがあり全方向に安定して動くことができます。積極的にボールにからみ、攻守にチームの中心となる存在です。

クラス3.0

脊髄損傷や両大腿切断などの選手で、前方への体幹の動きは良く、上体を起こすことができます。ただし、側面への動きはコントロールができません。

クラス1.0

重度な脊髄損傷などの選手が該当し、体幹の動きがほとんどないか、コントロールができません。腹筋、背筋が機能しないため、車いすに深く座って背もたれにもたれかかっています。